今回のテーマは前回に引き続き「みんなで考えよう！伊那谷高校再編と〝その先〟ーー『伊那小学校の”総合学習”とは何か？』」。
ゲストスピーカーには、「通知表がない小学校」として全国的に注目を集める、伊那小学校の教諭、安田翔三郎先生（※）をお招きします。
※2023年3月に異動
上伊那では、伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を統合した「伊那新校（仮）」が、令和10年（2028年）にスタートする方向で地域の高等学校の再編が進んでいます。普通科の統合の他にも、上伊那農業高校と駒ケ根工業高校、赤穂高校の商業化等を「技術新校」として統合すことを目指す動きもあるようです。
前回（2月17日）の放送では、ゲストの田畑和輝さん（社会保険労務士）から、高校再編の背景や今日までに検討されていることなどについてお話いただきました。 今回は、前回の議論を受けて「そもそも教育とは何なのか？」に立ち返り、伊那小学校の総合学習について理解を深め、意見交換を行います。
「高校再編」については、各方面の皆様が、それぞれの立場からより良い高校教育を目指しておられることは間違いないと思いますが、いったいこの統合はどこまで・どのように進んでいるのか、その目指すものは何なのか―を、広く共有知識にし、今後の行方をめぐる議論を活性化することが望まれるところです。そのための一助として金曜井戸端会議では、「高校再編」に焦点を当て、その進捗状況と共有し、考え・話し合うべき論点を浮かび上がらせていきたいと思います。